
去る4月5日、医療法人やまとコールメディカル福岡の設立1周年を記念する「やまと地域医療グループjoin1周年記念講演会」が、宗像ユリックスにて和やかな雰囲気の中、多くの卒業生の先生方や連携事業所の皆さまにお越しいただき盛大に開催することができました。
講演会では、一般社団法人サステナヘルス代表理事の小野崎耕平さまより「~我々は地域のために何をすべきか~」と題し、日本の医療の現状をはじめ、多文化共生、予防、セーフティネットといった今後の重要な課題、そしてそれに対する取り組みについて、丁寧にお話していただきました。参加者の皆さまは、真剣な面持ちで聞き入っていらっしゃいました。
続いて、医療法人やまとコールメディカル福岡理事であり、やまと診療所日吉院長の阿部佳子先生からは、「やまとの取組みとこれからの課題」と題した講演が行われました。阿部先生が情熱を持って取り組まれている様々な活動が、心温まる写真とともに紹介され、そのお話に会場全体が引き込まれていました。
後半には、株式会社地域医療パートナーズの菊池社長、阿部先生、そして岩野理事長がファシリテーターを務め、「地域のためにできること」をテーマにしたグループワークが行われました。和気あいあいとした雰囲気の中、活発な意見交換がなされ、各グループからは「居場所づくり」「多世代交流」「助け合い・支え合い」「情報発信・共有」など、地域をより良くするための素敵なアイデアがたくさん発表され、会場は熱気に満ちていました。
今回の記念講演会と活気あふれるグループワークを通じて、ご参加いただいた皆さまとの貴重な繋がりを改めて強く感じることができました。医療法人やまとコールメディカル福岡は、この素晴らしいご縁を大切に、今後も宗像医療圏における在宅医療体制のさらなる整備を進めるとともに、誰もが安心して暮らせる地域づくりに貢献してまいります。今後ともご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。