今回の「宗像ケアタウン」 計画では、この地域に住む方々が安心して暮らし続けられるよう医療・介護体制を拡充します。そして、もう一つの目的が「地域のひとをつなぐ場所」の創出です

私たちは在宅医療の現場で、日常的に人とのつながりを実感できる場所の必要性を痛感してきました。地域には多様な人々が暮らしていますが、医療的ケアを必要とする方、難病の方、終末期の方々は、地域に暮らしながらも孤立しがちです。「宗像ケアタウン」は、特に地域であまり知られることのない医療的ケアが必要な方々を中心とする場を構想しています。地域に暮らす多様な人々がここに集い、お互いを知り、関わり合う。キッチンカーを招いたり、動物たちと触れ合って癒しを得たり、畑で共に汗を流したり。将来的にはカフェの併設も計画しています。

しかし、「宗像ケアタウン」は、私たちだけの思いで創り上げるものではありません。地域の皆様の「こんな場所があったらいいな」「こんなことをやってみたい」という声が形になること で、真に意味のある場所となります。私たちは「宗像ケアタウン」が皆様の生活に自然に溶け込み、誰もが気軽に立ち寄れる場所となることを願っています。ぜひ皆様の声をお聞かせください!

造成工事が進んでいます!